滋賀県長浜市にて近江牛をはじめとする地元産の素材を使用したこだわりの逸品、近江牛ラーメンが人気の「善吉商店(ぜんきちしょうてん)」。近江牛の上品な甘みを引き立てるスープは、最後の一滴まで飲み干せる旨さ
善吉商店が位置する「黒壁スクエア」は、JR長浜駅から歩いて5分ほどのところにあります。歴史を感じる古い街並みが続く一角には、ガラスショップやギャラリー、レストランやカフェなどが点在。伝統的な工芸品を見て回ったり、食べ歩きグルメを楽しんだりすることができます。長浜を代表とする観光スポットとして、多くの人々が訪れるエリアです。
善吉商店を手がけるのは、天保元年(1830年)に創業し、190年余り続いている大橋珍味堂です。長浜ではプリンの専門店「黒壁プリン」、カレーパン専門店「近江牛Curry Bread」「チーズケーキと紅茶」を展開。「黒壁エリアらしい店舗で質の高い商品を、県内外のお客様に発信して届けたい」という思いの元、味にも見た目にもこだわった商品を販売してきました。
- 「善吉商店」のこだわり
- 「近江牛」を味わい尽くすラーメン
日本三大和牛ブランドである近江牛は、日本最古のブランド牛ということをご存知でしょうか?繊細で柔らかな肉質と、豊潤な味わいが絶品で、滋賀に来たらぜひ食べていただきたい食材の一つです。
当店の近江牛を贅沢にトッピングしたラーメンは、見た目のインパクトにもこだわっています。近江牛のトッピングは、並・肉2倍の2種類から選ぶことができるので、気分に合わせて調整してくださいね。
県外から来られる方は、「近江牛は高級店でしか食べられない」というイメージの方も多いかもしれません。ぜひ気軽に、近江牛の美味しさを味わってみてください!口いっぱいに広がる近江牛の甘さの味を堪能できる、当店自慢のラーメンです。
- 近江牛の良さを引き立てる、2種類のスープ
「善吉商店」看板メニューの近江牛ラーメンは、黒と白の2種類があります。どちらも試作を繰り返して辿り着いた、至極の一品。どちらのラーメンにも、カイワレ大根、レモン、柚子、白髪ネギをトッピングし、全体の味のバランスや食感にもこだわりました。
- 「近江牛ラーメン 黒」は伝統的な製法で作られた「ダイコウ醤油」を使用
醤油の「近江牛ラーメン 黒」は、見た目に対して醬油スープの意外とまろやかな味わいが楽しめます。スープに使う醤油は、味の決め手となる重要な存在。善吉商店では、昔ながらの天然醸造にこだわった醤油醸造・製造販売を行っている「ダイコウ醤油」を使用しています。
「ダイコウ醤油」は、長浜市木之本で嘉永五年(1852年)創業の歴史ある醤油メーカーです。創業以来、長い伝統を活かして昔ながらの天然醸造にこだわりながら、時代に合わせた改良を加えつつ、その味と風味を今日まで守り続けてきました。じっくりと時間と手間をかけて作られた醤油は、簡単に生み出すことのできない唯一無二の存在であり、少量生産だからこその「つくり手の顔が見える良さ」があると考えています。
当店のラーメンには、近江牛の甘さを最も引き立てる「あまいろ」を使用しています。「あまいろ」に使用されている杉桶で3年かけて自然発酵させたもろみは、コク深い味わいが特徴です。原料や味にこだわり、じっくりと醸造して作られた「ダイコウ醤油」ならでは深みのある味わいで、近江牛の味を最高に引き立ててくれます。長浜で生み出されたこだわりの醤油を味わってみてください!
- 「近江牛ラーメン 白」は秘伝比率の‘’黄金出汁‘’のスープを使用
「近江牛ラーメン 白」は、こんぶ、いりこ、宗田かつお節などを使用した透き通る出汁ベースのスープが特徴です。雑味がなくまろやかですっきりとした味わいの出汁は、塩味も感じながら飲み干せるくらいの濃さに調整しました。甘味がありつつも、すっきりとした後味を楽しめるこだわりの一品です。
あっさりとしながら、コクのある味わいで、細麺との相性も抜群!しっとりと柔らかい近江牛の上品な旨味がスープに溢れ、「しっかりと近江牛の美味しさを味わいたい!」という方におすすめですよ。
- 地元の製麵所と共同開発した、北海道産小麦100%の麺
当店のラーメンには、滋賀県東近江市にある製麵所「丸菱製麺」と共同開発した麵を使用しています。昭和7年(1932年)創業の「丸菱製麺」は、外国産小麦が小麦市場の多くを占める中、国産小麦、滋賀県産小麦にこだわった商品を製造。また、無添加や安全性にもこだわり、生活共同組合、学校給食などにも商品を提供しています。
共同開発した麵は、北海道産小麦を100%使用しており、ツルツルとなめらかでコシがあり、歯切れの良さも魅力です。スープの旨味を引き立てる、風味豊かな麵にもぜひ注目してください。
- 付け合わせで幅広い味わいを楽しめる
どちらのラーメンにも柚子胡椒・にんにく醤油・赤味噌、3種の薬味が付いているので、味変を楽しみながら最後までいただけます。
ピリッとした刺激がある柚子胡椒は、少し加えるだけで、ラーメンの味がグッと引き締まります。また、自家製のにんにく醬油は、食欲をそそる香りがたまりません。
赤味噌は、滋賀県栗東市にある「青木味噌商店」の味噌を使用。製品作りや素材にこだわって作られた赤味噌は、パンチの効いた塩味でコクをプラスしてくれます。最後に味変として加えるのがオススメです。
- 近江牛炙り寿司、近江牛ステーキも堪能できる
善吉商店のすぐ隣に同時オープンした「長浜黒牛」の近江牛あぶり寿司は、善吉商店でイートインのほか、テイクアウトして食べ歩きも可能。極上の近江牛が気軽に楽しめる商品です。バーナーで軽く炙られた極上のネタは、トロリととろける上品な脂の旨味や香ばしさが口いっぱいに広がります。
メニューは近江牛の赤身にぎり2貫や、大トロ、ローストポーク、赤身の3貫セットなどをラインアップ。オリジナルブレンドのタレや、赤酢を使用したシャリ、西洋ワサビなど細部にもこだわりが詰まっています。
「せっかくなら近江牛を味わい尽くしたい!」という方にオススメのメニューが、近江牛赤身ステーキです。自然豊かな近江で育てられた近江牛の赤身は、きめ細やかな肉質が特徴です。柔らかくジューシー、そして旨味が凝縮されたお肉本来の濃い甘みは、一口いただくと幸せな気持ちになれること間違いなしです!贅沢な近江牛ステーキを、ぜひ一度味わってみてください。
- 夏の新商品「近江牛冷やしラーメン」について
善吉商店の季節限定商品として、「近江牛冷やしラーメン黒」を新たに販売いたします。
夏と言えば「冷やし中華」が一般的で、冷やしラーメンはあまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。氷が浮かぶスープは、涼しげな見た目が特徴で、夏の暑い日でもするすると食べることができる涼やかなラーメンです。
よく冷えたあっさりとした味わいのスープは、黒壁スクエアの散策で火照った体のクールダウンにもぴったりです。夏の時期にしか食べられない、特別なメニューをぜひご堪能下さい。
- まとめ
滋賀が誇るブランド牛・近江牛を存分に堪能できるメニューがいただける善吉商店。地産地消にもこだわった、安全でおいしい素材をたっぷりと使用しているので、ご家族や友人、大切な人と、ぜひ訪れてみてください!
【店舗】
滋賀県長浜市元浜町9番12号〔黒壁スクエアー)
℡ 0749-53-2600
OPEN 11:00
CLOSE 17:00 ラーメンのみ15:00(LO)
https://zenkichi-shoten.com/
【運営】
滋賀県東近江市種町1717
大橋珍味堂株式会社
0748-42-2051